当社の「こだわり」は、木の伐採から製材・加工の、そして「一貫加工」と、
自社加工した材木で建築までの 「一貫施工」 する上で、重要としている最大のこだわりは
『地震に強い家づくり』
最初に一般的な構法は・・・
一般的な構法は、はじめに柱通しの架構です。
柱通しの架構は、柱を2階小屋梁まで通して、2階床梁を柱に差し込んで加工を組み立てます。
この架構の接合部は、柱に梁を差し込む部分に集中するので、この接合部分が最も重要な要素となります。
管柱を併用しない場合には、耐力のすべてがこの接合部耐力によって決まってきます。
架構の構造的な特徴は3点です。
➊ 鉛直荷重時には、柱に梁を差す接合部の耐力が
梁の耐力を決定する
❷ 管柱を併用しない場合には、梁は単純梁の組合
わせになるので、変形量が大きい
❸ 水平荷重時には、通し柱の接合部に曲げとせん
断力が働く
最近の柱梁の接合方法は、金物を使う方法が開発され、金物が外から見えない工夫もされています。
住宅をつくるここと、木材の生産とを連動しやすくするための加工方法と言えます。
地震のタテ・ヨコの振動、特にタテの揺れには弱く
、接合部が単純な組合わせの場合は崩壊しやすく、
特に2階建ては、1階部分が崩れ2階部分が落ちて
しまうことがあります。
当社では、
地震に強い「渡り腮(あご)構法」を2012年から
導入しております。
当社で扱う架構方法は、2階床面の梁組と2階小屋組の梁組とを管柱で結ぶ方法です。
1階床組➝1階管柱➝2階床組➝2階管柱➝2階小屋組の順に積み上げていく方法。
『渡り腮構法』は柱を通さず、梁を通す『梁通し』架橋方法の一つで、
➊ 柱に曲げ応力が動かない(外周柱に風荷重
が作用する場合には曲げが動く)
❷ 梁の接合部耐力が大きい
❸ 梁は常に連続梁になる
❹ 各水平構面の水平剛性が低い
構造的に厄介な性質を持つ木のバラつきを、架構の中で解消ができ、各接合部のかたちが単純なので木の耐力をフルに使える、乾燥収縮の変形にも耐力を維持できるという利点を活用し、金物に頼らない軸組の構造を作り上げることが出来ます。
耐力があることから、振動を吸収し、崩壊しにくい
、地震に強く安心してもらえる家づくりが可能となります。
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この構法を扱っているのは、一世一代の「最大の財産」と言われる「家」を安心して健やかに暮らして頂きたいという想いからです。
是非、鹿児島初の「渡り腮構法」をご確認ください。
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